大学生活最後の年、私はこのままでは不味いと思ったのだろう。
どっぷり浸かっていたお酒とインターネットの堕落生活をやめ、学業に専念するようになる。
思い返せば私はいつも最後の最後、ぎりぎりで、何かを恐れ、反省し、敷かれたレールへよじ登る。
それが正しいかどうかはわからない。
いっそのこと落ちてみればよかったのかもしれない。
どちらに転ぼうと、後に痛いしっぺ返しを食らったに違いないだろうが、そのときはなんとかなってしまっていた。
大学を卒業し、社会人となった私はとある企業に就職する。
そして、それに安心したのだろう。また悪い習慣が再燃するようになる。
酒とオンラインゲームだ。
だが、学生時代と違い、社会人生活はそんなに甘いものではなかった。
怒鳴られることも何度かあった。
ノートにペンで書き写すことすらしなかった私はおかしな新人以外の何物でもなかっただろう。
仲良くしていれば何とかなるようなバイトとは違った。
普通なら、ここで努力をするのだろうか?
ノートにメモして自宅で見直し、成長していく?
周りの新人が普通の成長を遂げていく中、私はお酒とゲームに逃げ込んだ。
出来ない理由は考えなかった。
「なんとかなる」とおもっていた。
なぜ?
それが私だからだ。
社会人から始めた一人暮らしは、私の堕落を加速させた。
遅刻を繰り返すようになってしまった。
深夜の3時近くまで酒とオンラインゲームだ。
当然の結果だと思う。
あまりにも悪化したため目覚ましを3個セットして寝ていた。
いや、やめればいいじゃないか、と思うだろうが当時その発想はなかった。
学生時代に怠惰な生活を続けていた私にとって、社会人生活はとても厳しく大きなストレスがかかるものだった。
そのストレス解消のために、それらは必要不可欠なものだった。
当時の私には、酒なしの人生を考えることはできなかった。
誰かがチョコレートやお菓子のない人生なんて考えられないといっているのと同じように。
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