先週くらいから読み進めていた、アルジャーノンに花束を、を先日読み終えた。泣ける、という話だったが、私の心には刺さらなかった。
※以下ネタバレ含みます。。
ネットの感想をみていても、泣けるという人が大勢いる一方、泣けないという人も少数ながらいたようで安心した。
まぁ、感動することを期待して購入したわけではないので、まったく問題はないのだけど、私はチャーリーに同情というか、そういう感情はあったが、感動する、というような感覚は起こらなかった。
ただ、こういう書き方はよくないのだろうけど、知能に障害がある人から見た世界について考えさせられた。
みんなと同じになりたいのになれない。見た目は同じなのに中身が違う。視覚できる障がい者に対しては誰もが思いやり、優しくできるのに、視覚できないというだけで、それができなくなる。
たぶん、私もチャーリーを、からかっていたパン屋の店員と同様なことをしてしまうかもしれない。小説では、最後にパン屋の店員はチャーリーをかばうようになる。痛みを知ることができれば人は優しくなれる。人は誰もが他人の気持ちを思いやる心はもっている。だけど、そもそも他人の気持ちを察する力に欠けているので、すれ違ってしまう。
自分がいつ死ぬかが分かってしまう、しかも自身の絶頂からの転落劇、という話は今となってはありふれているため、私のなかであんまり新鮮味に欠けているのかもしれないが、そもそもこの小説の原版は1950年代に発行されているわけで、いまあるそういった小説、ドラマ、漫画が後発なわけだから、もし最初にこの小説にであっていたら号泣だったと思う。
私は電子書籍で読んでいるけど、分からない単語がたくさんあった。プラトンの『国家』の引用の下りについてはそもそもネットで検索してはじめて言っていることが理解できるレベルだったし、洞窟の話も最初はちんぷんかんぷんだった。読み直して、かつネットで調べてみてようやく意味を理解できた。チャーリー全盛期にいたってはもはや、恥ずかしながら、うん天才おけ、で脳内完結した。
中高生におすすめだそうなのだが、私にはちょっと難しい話だった。まぁ面白くはあったけれども。ドラマもあるようなので、時間があればみてみたいなと思う。
まぁ、読んでないライトノベルやら小説やらもたまっているからね…ああ、忙しい忙しい。。
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